地域日本語教育×フリーランス― 1か月間の挑戦と気づき―
はじめに
こんにちは。私はこれまで地域日本語教育コーディネーターとして活動してきました。
2025年春からは個人事業主として地域日本語教育や「やさしい日本語」研修に取り組んでいます。
これまで組織の一員として取り組んできた仕事を、これからは自分の責任で、自分のスタイルで続けていく。
その大きな決断をしてから、約一か月が経ちました。
この間、試行錯誤を重ねながら進めてきたこと、感じたことを、まとめてみたいと思います。
この1か月で取り組んだこと
- Webサイト整備
自分の活動を紹介するサイトを整え、サービス内容を見直しました。特に「やさしい日本語研修」について、誰にどんな価値を届けるのかを言語化し、SEO対策にも取り組みました。 - 研修メニューや資料づくり
実際に提供する研修の中身をブラッシュアップしました。 - ブログ・SNS運用開始
ブログで日々の取り組みを発信し、X(旧Twitter)にも新しいアカウントを開設。まだ手探りですが、外向きに発信する習慣が少しずつ身についてきています。 - 業務記録や売上目標の設定
月ごとの業務時間や収入目標を設定し、計画的に活動できるよう意識を高めました。Excelで業務記録シートを作成し、見える化も進めました。
取り組みを通して得た気づき
- 自分の強み・弱みがクリアになった
文章を書くこと、伝えることへの強みを再認識する一方、営業や広報にはまだまだ不慮れな自分にも気づきました。苦手なことはすぐに結果を求めすぎず、コツコツ取り組む姿勢が大切だと感じています。 - 「見える化」と「小さな前進」が大事
日々の記録をつけることで、どれだけ小さな一歩でも前に進めたことが可視化できようになりました。見えないと不安になるけれど、見えると自信になります。 - 発信することが自己整理にもつながる
ブログやSNSを通して自分の考えを発信すると、それが自然と頭の整理にもなっていきます。発信はアウトプットであり、同時にインプットでもあると実感しました。 - フリーランスだからこそのスピード感
フリーランスとして動き出してみて感じたのは、考えたことをすぐに行動に移せる自由さとスピード感です。
そのおかげで、わずか1か月のうちに、自分のWebサイトを立ち上げ、「やさしい日本語」に関する資料を2種類作成することができました。アイデアを温めすぎず、小さくても形にしていくことの大切さを実感しています。
おわりに
独立して1か月。
まだまだ道のりは長いですが、確実に最初の一歩を踏み出すことができました。
これからは、地域日本語教育の現場を支えるために、さらに自分を磨き、つながりを広げていきたいと思っています。